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主訴:肩こり鍼灸治療 ひのき堂川上はり灸院症例
患者Nさん(40代 女性)
初診2025年2月
症状 慢性的な肩こり、首こり、デスクワークで眼精疲労、ひどくなると頭痛、めまい
脈 弦脈(すじばり)
初診時治療 2025年2月12日
脈がすじばりを現す弦脈を強く感じ、お腹の硬さや呼吸の浅さがあったので、頭、首、肩の反応の強いツボに緊張を緩める事を念頭に治療を行った。また、お腹、腰、下半身に体を温めるお灸を行い、上半身(特に肩)に力が入り過 ぎないように施術。
2025年2月21日(2度目の治療)
「初めて治療をして2、3日は肩がとても軽かった」「3日以降は少しコリを感じてきたが、以前ほどではなくなった」肩こりのレベルは3、4くらい。
前回同様、緊張を緩める治療と下半身を温める事を主眼に施術。
2025年2月28日(3度目の治療)
「肩こりを感じる事は0ではないが以前とは比べものにならないレベルに」肩こりのレベルは1に。
考察
肩こり鍼灸治療
肩こりを主訴でご来院される方はYさんの様に弦脈という筋張った脈を打っていることが多いです。
筋肉がすじばっている、
緊張が強い、呼吸が浅い
足が冷え頭が火照る(東洋医学では逆気)
などを伴うことが多いです。
肩に力が入る→力を抜く体制が少ないと考え、力を抜く体制を体で取れるようにする事が重要だと考えます。その一つが上半身の緊張を緩める事です。
そしてもう一つが下半身をしっかりさせていく事です。この2つをしてあげる事でかなり肩こりに対して治療効果は発揮出来ると思います。また、それに伴う頭痛、首こり、眼精疲労も改善を期待できます。
Nさんのように肩こりの治療回数は平均して3度ほどで元々10だとした時の指数は半分以下になることが多いです。
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