​慢性的な肩こり、肩の重さ、首こり

原因

姿勢の悪さからくる肩こりなどはとても多いと思いますが、それでも肩こりをとても感じる時とそうでもない時などがある方は姿勢だけが原因ではないと言う事です。色々な要因が混在して肩こりを引き起こしているケースがとても多いです。

①逆気による肩こり

逆気という言葉は余り聞き慣れないかも知れませんが、これは気が逆上してしまう事を指す漢方用語です。気が逆上するとは、上半身(特に胸から上の部分)に気が上がってしまうことです。本来であれば気は全身にまんべんなく存在している状態が理想的ですが、上の方だけ気が集まってきてしまうのです。そのことによって胸や肩や首などが余分な熱を持ってしまうのです。お仕事中や頭を働かせたい時には気が上にあることは悪いことではありません、なぜなら、考えることや働かせる時にたくさんのエネルギーを必要とするのが普通だからです。しかし、それが過剰になってしまったり、上がった気が戻らない状態になると、胸や肩や首など熱のこもりやすい部位に貯まってきてしまいます。これが肩こりや首こりを引き起こしやすくする要因です。

逆気が起こる要因は次の項目です。思い当たる方は要注意です。

✓よく目を使う(目の疲れ、ドライアイなどがある)

✓考えすぎ、よく頭を使う

✓イライラする、よく怒る、ストレス

✓運動不足

✓塩辛いものをよく食べる

✓お酒をたくさん飲む

②体の癖、生活習慣による肩こり、首こり

​どんな人にでも体の癖と言うものはあります。体は動きやすい様に癖を持つものです。生活習慣や幼少期のスポーツの影響によるものが多いです。

例えば、手提げバックを掛ける時に楽な方があるように、使いやすい部位を無意識で使っています。肩こり、首こりになりやすい体の癖とは、猫背の姿勢の癖や左右偏った肩や腕の使い方をしていることです。

③冷えによる肩こり、首こり

寒くなってきたり、クーラーなどの風に当たり冷えてしまうことが肩こりや首こりを助長します。基本的に筋肉は寒いと硬くなり、暖かいと緩んだ状態になります。

​冷えると言う事に対して筋肉は冷えを中まで入れないように収縮する機能を持っているからです。

対処法

肩こりや首こりの起きやすいかどうかは、体の寒熱と大きく関わり合いがあります。

もっと言えば、熱が上に上がった状態が肩こり、首こりの起きやすい状態と言えるでしょう。そんな状態を作らなければ肩こり、首こりになりにくいお体になる訳です。ポイントとしては、脳や眼など上の器官を余り使わないことを心がける。仕事で使ったら帰ってからアイマスクや頭皮マッサージをしてあげたり、瞑想やヨガ、リラックスタイムを作る事も気を引き下げてくれます。下半身を中心にストレッチなどをして気を下に引き下げたり、少し歩いたりするのも効果的です。

また、お酒や塩辛いものは適度に召し上がりましょう。

鍼灸治療による対処

肩こり、首こりは鍼灸治療の効果をとても発揮しやすい症状の1つです。

逆気のある方には、まず足に鍼をして気を下に引き下げます。そして、余分な熱のある部分の熱を散らしたり、発散させます。それから、肩や首などこりのキツい部分をほぐしていきます。こうすることによってこりのほぐれ方が全く違います。また、お灸によって首肩背中などを温め、こりやはりを緩和させます。治療を重ねていくと首こりや肩こりの起きにくい体になっていきます。

治療回数目安(程度や環境にもよりますのであくまで目安です)

3〜5回

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