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鍼灸治療の効果を持続させる方法

3 時間前
読了時間: 4分

鍼灸治療の効果を持続させるもしくは治療効果を最大限発揮させる事に有効な手段の1つとして呼吸法をオススメしております。

呼吸は普段無意識に行っている生命維持活動ですが、意識して行うと結構奥が深く、朝5分程行うだけでもその日、1日の日常の呼吸(自然呼吸)へも影響している事が感じられます。

1日に3万回呼吸をしている事を考えるととても大きな影響をもたらしてくれている事が分かります。

【呼吸法が体に及ぼす影響】

・体への影響(脳、内臓、血流、姿勢改善、自律神経へ影響)

・心への影響(意識変化、理性コントロール、感覚感知、穏やかさ、安心感などを与える)

この事から呼吸が体、心に与える影響の広さが伺えます。

逆説的に呼吸が浅いと体全体に悪い影響が及んでしまうと言う事も示唆していると分かります。


私自身も養生法の1つとして取り入れていますが、前述したように朝、呼吸法を行う事でその日の呼吸に影響がある感覚があり、具体的には集中している時の呼吸が深くなりました。

また、姿勢の改善(背筋が伸びる、頭が上がるなど)体の軸がしっかりするなども感じます。

それにより疲れにくくなる事と集中力が増すと言う事が感じられます。

呼吸法→日常の呼吸への影響→集中力、疲労しにくくなる・精神安定→睡眠の質向上

このように呼吸は波のように体全体へと波及しその影響を受けた箇所がまた波を作っていく循環の中心となります。


アメリカ代替医療の第一人者、アンドルーワイル博士は「運動や食事は重要だが健康を左右する絶対的な決め手にならない。しかし、正しい呼吸をせずに健康な人に会ったことがない」「あらゆる疾患のはじめのアプローチは呼吸法である」と呼吸の重要性を著書の中で説いています。

ワイル博士の考案した4−7−8呼吸法(4秒吸う、7秒止める、8秒で吐く)も

素晴らしい呼吸法の1つです。

副交感神経を刺激する時(緊張時やスイッチを切りたいなど)にとても有効です。


さて、呼吸法に関して、他にも様々な方法がありますが、今回はスタンフォード大学のアンドリュー・ヒューバーマン教授が提唱しているPsychological Sigh (フィジオロジカルサイ)と呼ばれている呼吸法にツボ押しを加えご紹介したいと思います。


Psychological Sigh(フィジオロジカルサイ)は、研究の結果さまざまな呼吸法、マインドフルネス、

などの中で最もストレスを軽減させたという報告がされているものです。


2回の連続した吸気(鼻から深く吸い、続けてもう一度短く吸い込む)と、1回の長い呼気(口からゆっくり吐き出す)を組み合わせた呼吸法です。


【やり方】

1回目の吸気: 鼻から深く息を吸い込み、肺をしっかり満たします。※(ツボを押しを緩めていく)

2回目の吸気: 肺がいっぱいになった状態から、さらに鼻からもう一度短く息を「シッ」と追加して吸い込みます。※(ツボを押していく・押し始める)

呼気: 口から細く長く、肺の空気が空っぽになるまでゆっくり息を吐き出します。※(ツボを押していく・加圧)


【効果と仕組み】

肺胞の再膨張: 2回の連続した吸気により、ストレスで萎んでしまった肺胞が再び膨らむ。

二酸化炭素の排出: 表面積が広がった肺から効率よく二酸化炭素が排出されます。

心拍数の低下: 長い呼気が副交感神経を優位にし、心拍数を下げて心身を落ち着かせます。


【組み合わせるツボ】

今回この呼吸法と「合谷(ごうこく)」というツボを組み合わせます。

頭痛、肩こり、ストレスケア、歯の痛み、便秘、下痢(整腸)作用のあるツボです。


【ツボ押し呼吸法】 2度目の吸気に合谷に圧を加えはじめ呼気圧を強める

吸気に圧を緩める

強さは骨に当たる程で痛気持ち良いくらい。

左右3分程を目安に。

終わった時に「手が温まる感覚」「肩の力が抜ける感覚」「呼吸が深くなったり、ゆったりする」などがあれば2、3週間続けると身になるでしょう。是非続けてみて下さい。


また、症状別に呼吸の方法とツボの組み合わせ等を少しずつ紹介していきたいと思います。


鍼灸治療の効果を最大限引き出す、治療効果を持続させる為の1つの方法、養生法の1つとして

是非試して見て下さい。



※アンドリュー・ヒューバーマン教授の動画

 
 
 

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